湯曳き車から神湯を移し入れた樽みこしを担ぎ上げる氏子青年会ら=6日、弥彦村弥彦
湯曳き車から神湯を移し入れた樽みこしを担ぎ上げる氏子青年会ら=6日、弥彦村弥彦
神湯を振りまきながら弥彦神社を目指す湯曳き車=6日、弥彦村弥彦
神湯を振りまきながら弥彦神社を目指す湯曳き車=6日、弥彦村弥彦

 弥彦村の観光シーズンの幕開けを飾る春の恒例行事「弥彦湯かけまつり」が6日、弥彦村の弥彦温泉街周辺で開かれた。引き手の大きなかけ声とともに湯を乗せた山車が街中を巡り、辺り一帯に活気があふれた。

 弥彦湯かけまつりは、弥彦観光協会が主催し、39回目。弥彦温泉発祥の地とされる湯神社の神湯を弥彦神社に奉納する。道中は、湯曳(ひ)き車と呼ばれる山車を引いて温泉街を巡り、無病息災や商売繁盛を祈って神湯を振りまく。

 湯曳き車の行列には、氏子青年会や各地区の講中のほか、一般客も参加。JR弥彦駅前から弥彦神社までの約700メートルを、およそ2時間かけて練り歩いた。途中には、樽(たる)太鼓や地元のよさこいソーラン...

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