
妙高山に姿を現した雪形「跳ね馬」=4月10日、妙高市
上越地域に春を告げる妙高山(2454メートル)の雪形「跳ね馬」が躍動を始めた。雪解けの到来に胸を弾ませるように前足を上げ斜面を跳びはねる姿が10日、妙高市などから望めた。
跳ね馬は、雪解けとともに妙高山の外輪山である神奈山(かんなさん)の中腹に現れ、農作業を始める目安ともいわれている。
長年、写真に収めてきた妙高市職員、堀川政利さん(53)によると、今年は3月下旬に姿を見せ始めるようになり、今週に入ってくっきりとしてきた。近年は暖冬の影響などで2月下旬に見え隠れすることもあるが、今年は大雪で遅めの登場となった。
市内の田んぼでは春耕に向けて準備する農家の姿もあった。米価格の高止まりが続く中、...
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