
頸南消防署とデイサービス妙高の里の職員が避難や救助の手順を確認した消防訓練=妙高市葎生
春の火災予防運動に合わせ、妙高市の頸南消防署とデイサービス「妙高の里」が同施設で合同の消防訓練を行った。利用者や職員ら約40人が参加し、避難や救助の手順を確認した。
施設内から出火したとの想定で4月2日に実施。館内に非常ベルが鳴る中、職員が利用者を玄関まで誘導し、点呼やけが人の有無を確認した。けがをして逃げ遅れた利用者を救助する訓練では、利用者に見立てた人形をはしごを使って建物から降ろし、救急隊に引き継いだ。
妙高の里の陸川順子所長は「火の取り扱いに注意し、いざという時は焦らずに対応したい」と話した。
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