
棒振りや豆まき、流鏑馬などが披露された大倉祭り=12日、佐渡市大倉の大幡神社
佐渡市大倉の大幡神社で12日、春恒例の例大祭が行われた。古くから伝わる流鏑馬(やぶさめ)などが奉納され、集落内外から集まった人々が盛んな拍手を送った。
例年は11日に行っていたが、過疎化が進み、平日は運営人員の確保が難しいことから、今年から4月の第2土曜に変更した。
境内では神事式の後、激しく棒を振り回す「棒振り」と「箱馬」の掛け合いや、仁王立ちする黒鬼を赤鬼がからかう所作をする「豆まき」などの伝統芸が披露された。
流鏑馬はかつては海岸で行い、射手は地元の少年が務めたが、担い手不足などのため馬を使わない簡略化した形式にしており、場所も境内で行っている。
今年は関集落の高千小4年の児童(9)が...
残り145文字(全文:445文字)