燕市を拠点にミャンマー人技能実習生を受け入れている関係者が、佐渡市役所に渡辺竜五市長を訪問した。労働力不足に悩む佐渡市で、今後の受け入れについて意見を交わした。

 燕市では、旋盤加工の「イワセ」が元工場を改装し、2024年5月にミャンマー人技能実習生のための研修施設を開設した。一般社団法人「新潟県ミャンマー人支援協会」代表理事で、ミャンマー出身のオンマータイさん(49)が講師となり、約1カ月間で日本語やマナーを教えている。これまで25人ほどが、県内外で介護職や外食産業、製造業などに就いた。

 3月26日に佐渡市役所を訪れたのは、オンマータイさんと、燕市の研修施設の運営に協力し、企業との仲介や技能...

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