
五泉ニット工業協同組合の企業社員らが参加した合同勉強会=五泉市吉沢1
日本有数のニット産地として知られる五泉市で、ニットメーカーの社員らが企業の枠を超えて繊維について学ぶ合同勉強会が開かれた。ウールメーカーの日本毛織(大阪)から講師を迎え、ウール(羊の毛)を中心に繊維の特性を学んだ。
五泉ニット工業協同組合が3月下旬、複合施設LOOP&LOOP(吉沢1)で開き、約30人が参加した。市民団体「五泉市に繊維産業資料館をつくろうの会」が協力した。
日本毛織は、五泉市のニットメーカーらが毎秋開いている「ニットフェス」で、市民向けに「繊維科学教室ウールラボ」を行っている。今回は繊維産業の現場で働く人向けに、ウールのほか、綿やポリエステルなど素材の特徴を解説。素材に水を掛...
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