約50人が参加した東京寺泊会70周年記念大会。第1回に参加した下鳥ハルさんもあいさつした=18日、東京都台東区
約50人が参加した東京寺泊会70周年記念大会。第1回に参加した下鳥ハルさんもあいさつした=18日、東京都台東区

 首都圏在住の旧寺泊町(現長岡市)出身者でつくる「東京寺泊会」は18日、創立70周年記念大会を東京・上野で開いた。約50人が参加し、古里の思い出を語り合った。

 東京寺泊会の会員は現在130人。毎年春に大会を開き、交流を深めている。橋本寛二会長(80)=川崎市=は「会員は年を重ねたが、寺泊会はこれからもずっと続けていく」とあいさつした。

 70年前の第1回大会に参加した下鳥ハルさん(105)=東京都大田区=も出席し「皆さんの元気な顔を見られてうれしい」と話した。

 ステージでは、約500年前の真剣を使った居合術の演武が行われた。刀を振る音が会場に響き、参加者は息をのんで見つめた。

 会の最後には全盲の...

残り123文字(全文:423文字)