
高齢者を対象とした交通安全教室=4月15日、長岡市信濃2
長岡署は、長岡市信濃2の「健康の駅ながおか」で高齢者を対象にした交通安全教室を開いた。約40人が、歩行時の安全確認の大切さや運転の注意点を学んだ。
道路横断シミュレーターを使った体験などを、4月15日に行った。参加者は、シミュレーターで夕暮れ時に車が行き交う道を横断。左右の確認が大切だと体感した。新潟大学の学生による運動・認知機能の測定もあった。
信濃2の男性(87)は「耳が聞こえづらく、足も弱ってきたので、安全な歩行を心がけたい」と気を引き締めた。
長岡署管内では2024年、65歳以上が歩行中に遭った交通事故が17件あり、15件が道路横断中だった。池上和弥交通課長は「安全確認を怠らず、反射...
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