
能生白山神社春季大祭の最後を締めくくった陵王の舞=24日、糸魚川市能生
    糸魚川市能生の能生白山神社で24日、春季大祭が開かれ、国の重要無形民俗文化財に指定されている舞楽が奉納された。きらびやかな衣装をまとった稚児や若衆が優雅に舞い、大勢の見物客が熱心に見入っていた。
舞楽は室町時代に大阪・四天王寺から伝わったとされる。獅子舞やみこしのお走りの後、境内中央の舞台で舞楽の奉納が始まった。舞楽は11曲あり、4人の稚児が白と深紅の装束をまとって静かに動く「候礼(そうらい)」や、鉾(ほこ)と太刀を持って舞う「泰平楽(たいへいらく)」などの多彩な演目を次々と披露すると、客席から拍手が送られた。
最後を締めくくる「陵王(りょうおう)」では、面と朱色の狩衣(かりぎぬ)を身に着け...
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