小千谷市は10月に、人工知能(AI)を活用した予約制乗り合いタクシー(オンデマンド交通)の運行を、市街地で始める。乗降地点を市内約200カ所に設定。予約のあった各地で利用者を順次乗せ、相乗りをしてもらい、それぞれの目的地まで送る。9月末に廃止する循環バスの代替交通として、買い物や通院など、日常生活の移動手段を確保する。

 運行区域は西小千谷、東小千谷、山辺、城川地区の約11平方キロ。乗降地点はスーパーや医療機関のほか、各地域の集会所、ごみステーションなどに設ける。主に高齢者の移動手段としての活用を想定する。

 運行時間は...

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