
飼育するヤギに興味津々の行谷小の児童たち=佐渡市新穂正明寺
本年度限りで閉校する佐渡市新穂正明寺の行谷小学校で、学校で飼育するヤギの入学式が行われた。校歌斉唱などを行い、全校児童が“閉校前最後の1年生”を温かく迎え入れた。
来年4月に新穂小学校との統合が決まっている行谷小は今春の新入生がおらず、入学式が行われなかった。2年生に下級生の世話をする経験をさせようと、代わりにヤギの飼育を企画した。
同市小木の金子牧場からやって来た2歳の雌ヤギ1頭を3カ月間飼育する。主に2年生8人が日頃の餌やりや散歩、小屋の掃除を担当。「ゆきな」という名前も2年生が考えた。
24日の入学式後には、2年生が生活科の授業でヤギと触れ合った。県中央家畜保健衛生所佐渡支所職員の指導...
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