
強風の中、力走する選手ら=佐渡市名古屋
島内の小学生や社会人らが参加する佐渡陸上競技選手権大会が、佐渡市名古屋の市陸上競技場で開催された。強い風が吹く中、参加者は冬場の練習の成果を出し切ろうと全力で競技に挑んだ。
大会は市陸上競技協会が4月29日に主催し、80回目。トラックやフィールド競技に276人の選手が出場。力強い走りや軽やかな跳躍を見せ、2種目で大会新記録が樹立された。雨風が強まった午後の種目は中止となった。
中学男子1500メートルで1位に輝いた両津中3年の鈴木洸翔(ひろと)さん(14)は「自己ベストは更新できなかったが、強風に負けず走れた。次の大会ではもっとタイムを縮められるよう練習を重ねたい」と話した。
市陸上競技協会...
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