第152回北信越高校野球県大会(県高野連、新潟日報社主催)は10日、長岡市悠久山球場で準決勝2試合を行った。どちらも九回に試合が動く接戦となり、北越が新潟明訓を、中越が関根学園をそれぞれ4-3で下して決勝に進んだ。
北越は1点を追う九回、富樫琢真の適時二塁打で逆転。4投手をつぎ込んで競り勝った。中越は同点の九回に渡邊櫂史の適時打でサヨナラ勝ち。公式戦初先発の遠藤快斗が完投した。
決勝は11日午前10時から、同球場で行う。
◆九回に値千金の逆転打、北越・富樫琢真「喜び止まらなかった」
[北越4-3新潟明訓]九回に逆転の2点適時二塁打を放ち、昨秋県王者の新潟明訓を下す立役者となった北越の富樫琢真は「(打球が)落ちた瞬間は喜びが止まらなかった」と声を弾ませた...
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