
佐渡西三川ゴールドパークで砂金採り体験を楽しむ観光客ら=佐渡市西三川
「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録後、初のゴールデンウイーク(GW)を終えた佐渡。4月26日〜5月6日の前半は、飛び石連休に荒天が重なって航路や屋外レジャーなどに影響が出たが、期間全体では前年のGWより客足を伸ばした施設が多かった。特に増加が目立ったのが、金山関連施設や宿泊施設で、運営者側から世界遺産効果を実感する声が多く聞かれた。観光客で混む相川地区では、有志で初めて実施した飲食対策も奏功した。
砂金採り体験ができる観光施設「佐渡西三川ゴールドパーク」は3日、大勢の家族連れらでにぎわった。同施設のGWの入館者は5088人と前年比8%増。前半は苦戦したが、...
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