村上市が実証実験で使うシールの見本
村上市が実証実験で使うシールの見本

 村上市は、ごみ処理手数料の徴収方法として、シール方式の導入を検証する実証実験を行う。市民が自ら用意した袋に市指定のシールを貼ってもらう取り組みで、指定ごみ袋を購入する現行方式と比較し、リスクや効果を調べる。9月に実験を始め、来夏に検証結果を公表する予定だ。

 市は財政健全化への取り組みとして、ごみ処理手数料の見直しを協議してきた。現行の指定袋は1枚当たり15〜35円。指定袋の場合、作製費に年間2200万円(2023年度)必要となるが、シールに変更することで10分の1に抑えられるとしている。市によると、県内では阿賀野市がシール方式を導入しているという。

 実証実験で使う...

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