昭和初期の島民の暮らしぶりが生き生きと伝わる「なつかしのアルバム展」=佐渡市秋津
昭和初期の島民の暮らしぶりが生き生きと伝わる「なつかしのアルバム展」=佐渡市秋津

 佐渡市秋津の両津郷土博物館で大正から昭和初期にかけての島民の暮らしぶりを写真で紹介する「なつかしのアルバム展」が開かれている。島内のアマチュア写真家が写した風景や農作業、祭りの様子など約130点が展示されている。

 8月に佐渡博物館で開催予定の「戦後80年展(仮)」のプレ企画として10日に開幕した。展示されているのは、佐渡市が多くのガラス乾板を所有する近藤福雄(1900〜57年)を中心に、葛原五雲(1875〜1947年)らの作品。

 帆船から蒸気船、エンジン船へと移り変わる船や港の様子、牛馬を使った農作業、炭焼き、ダムの工事現場など産業関連のほか、佐和田や両津などの繁華街の変遷、学校生活や葬式な...

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