
柏崎市に災害時に活用する無停電電源装置を寄付した「品田電業社」の品田史夫社長(右)=柏崎市役所
柏崎市新橋の電気工事業「品田電業社」は、停電が発生した際もパソコンなどに電力を継続して供給できる「無停電電源装置(UPS)」1台を柏崎市に寄付した。装置は市役所の災害対策室に設置され、市の防災業務に役立てられる。
パソコンなどの機器は突然の停電に見舞われると、データが保存できなかったり破損したりする可能性がある。通常時から機器をUPSにつないでおくことで、地震や大雪などによる停電を自動で感知して電力供給を続ける。データも保護できる。
品田電業社は2027年に創業100周年を迎えるのを前に、地域貢献活動の一環としてUPSを寄贈した。
贈られたUPSは「山洋電気」(東京)製で、高さ17・5センチ...
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