佐渡市役所
佐渡市役所

 佐渡市は2025年度、デジタルツールを積極的に導入し、庁内事務の省力化、効率化を進める。生成AIを議会答弁の素案作りに役立てるほか、本庁舎と出先機関をリモートでつなぐことで市民の移動や相談時間の短縮を図る。

 市は生成AI活用実践プログラム事業に814万円を計上。生成AIの導入に加え、率先して活用できる人材の育成を進める。

 活用対象の一つ、議会答弁の作成には現在、1議会当たり平均で約552時間を費やしているという。生成AIを活用することで約210時間を削減できる見通し。市総務課は「2次答弁も含めて活用する。職員の負担は減り、答弁の精度も高まる」と話し、12月定例会までに導入を目指す。

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