
完成した古希祝いの大凧を背に、記念撮影に臨んだ本新蝶組の古希を迎えたメンバー=新潟市南区白根
6月5日に開幕する新潟市南区の伝統行事「白根大凧合戦」に向け、東軍(白根側)の本新蝶(ほんしんちょう)組が、70歳を迎えたメンバー16人の名前入りの古希祝いの大凧を作成した。還暦祝いの凧は例年揚げられるが、古希バージョンは珍しく、同組のメンバーは「16人連名は前代未聞だ」と口をそろえる。
白根大凧合戦の大凧組は主に町内会単位で組織している。東西に分かれた13組が中ノ口川を挟んで凧の綱を絡ませて引き合い、相手の綱を切った組が勝ちとなる。
本新蝶組では合戦に備え、24畳サイズの大凧を25枚作成する。古希を祝う大凧はそのうちの1枚。チョウの絵に重ねるように「かずお」「まさる」「コッペ」など、70歳...
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