胎内市が生涯学習施設整備の基本計画案で建設候補地とする市有地=胎内市関沢
胎内市が生涯学習施設整備の基本計画案で建設候補地とする市有地=胎内市関沢

 胎内市は、市民の学びの拠点となる生涯学習施設を新設する。老朽化している公民館や図書館の機能を施設に集約し、子どもの遊び場なども併設。2029年度の完成を目指す。市は関沢の市有地を建設候補地とする基本計画案をまとめ、6月中旬までパブリックコメントを実施している。

 基本計画案によると、建物の延べ床面積は4000平方メートル程度。屋外の遊び場や駐車場も設ける。概算の事業費は45億円程度を想定する。

 現在の中央公民館(東本町)と図書館(西栄町)はともに60年以上前に建設され、老朽化や施設の狭さなどが課題となっていた。市は17年度に市職員による庁内プロジェクトチームを立ち上げ、19年度には有識者や市民...

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