
3月下旬に柏崎市高柳町門出で起きた県道崩落から2カ月近くがたち、周辺の小売店や観光施設が影響を受けている。客足が戻らず、売り上げの減少に頭を抱える店も多い。「高柳が孤立している」という誤った情報が一部で残り、商店主らは「営業に支障はない」と来訪を呼びかけている。
崩落は3月26日に発生した。県柏崎地域振興局によると、崩れた部分は幅、長さともに約40メートル。門出地区と荻ノ島地区の間の約200メートルで通行止めが続いており、復旧の見通しは立っていない。ただ、市街地から門出方面へ向かうには迂回(うかい)路があり、十日町方面からは問題なく通行できる。
「これだけ売り上げが減るとは思わなかった」。高...
残り935文字(全文:1235文字)