LEDキャンドルの光が、いもり池周辺を幻想的に包んだ艸原祭=妙高市
LEDキャンドルの光が、いもり池周辺を幻想的に包んだ艸原祭=妙高市

 妙高山麓に春を告げる「艸原(そうげん)祭」が、妙高市のいもり池周辺で開かれた。霧が立ち込め、近くのスキー場でたかれた「艸」の火文字は池周辺から見渡せなかったが、発光ダイオード(LED)キャンドルのほのかな明かりが夜の高原を幻想的に包んだ。

 艸原祭はカヤ場の野焼きに由来するイベントで、今年で48回目。観光関係者らでつくる実行委員会が主催し、10日に行われた。

 日が暮れると、いもり池のほとりに並べられた約600個のLEDキャンドルが点灯。午後7時ごろ、池の向こう側のゲレンデに巨大な「艸」の文字に火が入り、78発の花火が次々に打ち上げられた。

 毎年のように訪れているという妙高高原中3年の生徒(14...

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