
佐渡金山の保存活用を推進する官民組織の発足式=5月22日、新潟市中央区
2024年に世界文化遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山」の保存・活用を目指して官民が取り組む「保存活用推進ネットワーク」の発足式が22日、新潟市中央区で行われた。次世代に遺産の価値を伝え、発展させていくことを誓った。
発足式には花角英世知事や佐渡市の渡辺竜五市長のほか、県内の企業関係者など約70人が出席。佐渡金山の世界遺産登録を目指して2014年に設立された県民会議を解散した上で、新たに保存活用推進ネットワークを立ち上げることを確認した。花角知事や渡辺市長らが共同代表に就いた。
今後は講演会の開催や草刈りなどの保全活動を行うほか、イベントの開催などを通じて交流人口の拡大に取り組む。
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