
御田植祭の後、伊彌彦米の苗を植えた弥彦小5年生=弥彦村麓
弥彦村の今年のコメの豊作を願う「御田植祭(おたうえさい)」が開かれた。弥彦村麓(ふもと)の水田で、行政や農業の関係者が神事に臨んだ後、弥彦小学校の児童が手植えを体験した。
村などでつくる農業振興協議会が主催し5回目。村では農薬・化学肥料を従来より50%以上減らした特別栽培米コシヒカリを「伊彌彦米(いやひこまい)」としてブランド化しており、それら農産物の豊作を祈願した。
御田植祭は21日にあり、弥彦山に向かって農道に祭壇を設け、関係者が祈った。その後は弥彦小5年生約50人が田んぼで伊彌彦米の苗を植えた。はだしで泥に入る感触に慣れず、最初は「ぎゃー」などと叫んでいた子どもたちも、時間がたつと手際...
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