大糸線臨時増便バスに乗車する外国人客ら=2024年6月、糸魚川駅
大糸線臨時増便バスに乗車する外国人客ら=2024年6月、糸魚川駅

 JR大糸線の利便性向上のため、糸魚川-白馬(長野県白馬村)で運行している臨時増便バスの2024年度の利用者数(推計値)が2万3317人だったことが分かった。運行初年度の利用目標3万人に対し、達成率は77・7%だった。25年度も一部ルートを変えて運行しており、関係者は利用促進に向け、訪日客らに情報発信を強化する。

 13日に糸魚川市で開かれた大糸線活性化協議会(事務局、同市)で、調査を担当したJR西日本金沢支社が発表した。毎月4日間、乗客にアンケートを実施し、その数字から推計した。

 臨時増便バスは北陸新幹線と大糸線の接続改善のため24年6月に運行が始まった。推計値によると、25年3月末まで1日4...

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