杉並木の参道を清掃するボランティアら=2024年6月23日、五泉市蛭野
杉並木の参道を清掃するボランティアら=2024年6月23日、五泉市蛭野

 五泉市蛭野にある慈光寺参道の杉並木の保存活動を続ける「慈光寺スギ並木を守る会」は6月22日、樹勢の維持・回復を目的とした清掃ボランティアを実施する。守る会では参加者を募集している。

 県の天然記念物に指定されている杉並木のうち、136本は樹齢が300〜500年とみられる。木に衰えが見られることから、寺の檀家(だんか)らを中心に守る会を結成し、2013年から清掃活動を続けている。

 蛭野の黄金の里会館前駐車場に午前9時15分までに集合。担当者から作業の説明があった後、枝の除去や草刈り、栄養剤の散布などを行う。終了後、慈光寺で樹木の延命などを祈る。雨具や長靴などは各自で用意する。

 守る会の大鷹政章会...

残り73文字(全文:373文字)