2試合連続ゴールに期待のかかるFW谷口海斗=聖籠町
2試合連続ゴールに期待のかかるFW谷口海斗=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は、シーズンの折り返しとなる第19節の31日午後2時、愛知県豊田市の豊田スタジアムで名古屋と対戦する。ボールを保持して攻撃を組み立てる戦い方を前面に、前節ホーム初勝利を挙げた新潟。昨年のYBCルヴァン・カップ決勝で敗れた相手に借りを返し、後半戦へ弾みをつけたい。

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 新潟は通算3勝7分け7敗、勝ち点16で19位。勝ち点20で16位の名古屋は、J屈指の速さを誇る永井謙佑ら強力FWが攻撃をけん引。前節は浦和にシュート24本を浴びせた。26失点はリーグ最多タイだが、直近5試合は計3失点で負けなしと、攻守がかみ合う。

 新潟でただ一人全試合フル出場を続けるMF藤原奏哉は、変化を感じ取った。「前節は一人一人がボールをもらう意識が高まり、チーム全体が活性化した」。今季初の連勝に向け、新潟の強みとするスタイルを継続できるかが鍵となる。

 前節、今季初得点のFW谷口海斗は「プレッシャーも速く、強度も高い相手を、うまく上回れるようにやっていく」と意気込んだ。

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 昨年11月、...

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