「命のアサガオ」の種を児童に手渡した丹後まみこさん=胎内市江上
「命のアサガオ」の種を児童に手渡した丹後まみこさん=胎内市江上

 骨髄バンクの啓発活動を行う加茂市のNPO法人「骨髄バンク命のアサガオにいがた」が、胎内市江上の胎内小学校の1年生34人に種を贈呈した。会長の丹後まみこさん(67)=胎内市=が命の大切さについて語り、一人一人に手渡した。

 命のアサガオは、1993年に白血病のため小学1年で亡くなった丹後さんの次男・光祐(こうすけ)さんが育てたアサガオがルーツ。光祐さん亡き後に採れた種を丹後さんが育てて増やし、99年からは毎年春に県内の小学1年生に配布している。光祐さんが通っていた本条小が柴橋小と統合して2010年に開校した胎内小の児童には直接手渡している。

 今年は5月上旬に贈呈式があり、丹後さんが光祐さんの闘病...

残り105文字(全文:405文字)