
東蒲自然同好会の会報「四季のつどい」50号
阿賀町の東蒲自然同好会が発刊する会報「四季のつどい」が節目の50号を迎えた。約40年前に起こったブナ林伐採問題と保護運動について特集し、あらためてブナ林の重要性を訴えている。
東蒲自然同好会は1972年に設立され、自然観察会や探鳥会などを行ってきた。50号を発行するにあたり、ブナ林の保護運動に尽力した先人に感謝するとともに、ブナ林の価値を再認識しようと特集した。
会報によると東蒲原郡では約40年前、福島県境にある御神楽岳と日尊(ひそ)の倉山(くらやま)一帯に広がるブナ林が伐採されることになった。保水機能が高く動植物の宝庫でもあるブナ林を守ろうと、88年に「日尊の倉山のブナ林を守る会」が発足。...
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