
武者絵ののぼり旗がたなびく中、村松藩の行列を再現した「巡行絵巻行列」=五泉市村松地区
村松藩3万石の城下町として繁栄した五泉市村松地区で、甲冑(かっちゅう)などをまとって地区の中心部を練り歩く「巡行絵巻行列」が行われた。市民ら総勢約160人が江戸時代の大行列を再現した。
村松藩9代目藩主、堀直央(なおひさ)の時代に行われた行列を再現する催しは、2018年に始まり、新型コロナウイルス禍の中断を経て今回が5回目。住民有志でつくる実行委員会が5月31日に主催した。
一行は、花火を合図に村松保健センターを出発。笛太鼓に導かれ、陣羽織を羽織った殿様や槍隊、家老に加え、天狗(てんぐ)、巫女(みこ)、船みこしなどが付き従った。2時間半余りかけて日枝神社までを往復した。
今年は初めてのぼり旗...
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