阿賀町職員が上下水道工事の契約書など公文書を偽造した問題で、国庫補助金の返還金と地方債の繰り上げ償還金が10日までに確定した。補助金は加算金を含め計約4346万円の返還。地方債の繰り上げ償還金とそれに伴う加算金は計約4189万円となった。

阿賀町の職員が公文書偽造で懲戒免職 神田一秋町長が会見で謝罪

 公文書偽造は昨年発覚。偽造した建設課元主任は懲戒免職となっている。当初は106件の偽造があったとしていたが、その後の調査で108件となった。町は、これらの補助金や地方債の扱いについて国や県との協議を続けてきた。

 補助金返還に関しては、2020〜23年度の上下水道工事について、年度内に未完了だったり...

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