長岡明徳高校夜間部の全校生徒が耳を傾けた「命の大切さを学ぶ教室」
長岡明徳高校夜間部の全校生徒が耳を傾けた「命の大切さを学ぶ教室」

 犯罪被害者や遺族の心の痛みに触れる「命の大切さを学ぶ教室」が、長岡市水道町3の長岡明徳高校で開かれた。夜間部の生徒ら約50人が県警の担当者の話に耳を傾け、被害者の遺族を思いやる気持ちを培った。

 教室は県警と県が毎年数回開いており、長岡明徳高では5月30日にあった。生徒らは、遺族の苦しみを考えるDVDを視聴。励ますつもりの言葉が、かえって心の負担になることもあると知った。

 高校2年生の息子を交通事故で亡くした女性が書いた手記の朗読もあった。「命日には息ができないほど苦しくなる」など、心の傷が年月を経ても癒えることがないという苦悩に触れた。4年の男子生徒(18)は「被害者遺族の気持ちを深く考え、...

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