命の大切さといじめ防止について京ケ瀬中生徒が学んだ公開授業=阿賀野市姥ケ橋
命の大切さといじめ防止について京ケ瀬中生徒が学んだ公開授業=阿賀野市姥ケ橋

 親子で命の大切さといじめ防止について学ぶ公開授業が、新潟県阿賀野市姥ケ橋の京ケ瀬中で開かれた。県警職員が、県内で過去に発生した傷害致死事件の被害者遺族の手記を読み上げ、人を傷つけることの深刻さと、思いやりの大切さを訴えた。

 安心安全に過ごせる地域づくりを目指し、県警と県が5月中旬に主催。全校生徒と保護者ら約200人が参加した。

 授業では、県警犯罪被害者支援室の関真美巡査部長(36)が事件で息子を失った保護者の手記を朗読。「事件から何年たってもつらい日々が続いている」「皆さんは、助け合って人に感謝し、過ちがあれば素直に反省する人でいてほしい」とのメッセージを読み上げた。

 また、県警少年課いじめ...

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