長岡消防署などが実施した電車事故対応訓練=長岡市沢田3
長岡消防署などが実施した電車事故対応訓練=長岡市沢田3

 長岡消防署は、踏切内で電車と自転車が接触した事故を想定した訓練を、長岡市沢田3の長岡駅輸送室訓練線で実施した。JR東日本新潟支社、長岡署と合同で行い、約100人が参加。負傷者を救出し、運転を再開するまでの手順を確認した。

 JR東の要請で毎年実施しており、4日にあった。車両が急停止した後、運転手と車掌が車内と周辺の安全を確認し、警察に通報。はねられた自転車乗りや、けがを負った乗客らを救助隊が搬送した。車椅子の人や意識不明者など、乗客の状況やけがの程度に応じた救助方法を確かめた。

 長岡消防署宮内出張所の永井利幸所長(45)は「雨天や夜間など厳しい環境での救出訓練も行う必要がある」と話した。新潟支...

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