競技の普及と人材育成を目指し、県eスポーツ連合を立ち上げた坂本信代表理事(右)と室田雅貴事務局長=新潟市中央区笹口1
競技の普及と人材育成を目指し、県eスポーツ連合を立ち上げた坂本信代表理事(右)と室田雅貴事務局長=新潟市中央区笹口1

 新潟県でコンピューターゲームの腕を競うeスポーツの普及と選手育成を目指す一般社団法人「県eスポーツ連合(NESU)」が設立された。県内で大会を開催するほか、学校や企業のクラブ活動などを支援していく。新潟大副学長でNESU代表理事の坂本信(まこと)さんは「eスポーツは教育や認知症予防にも有効で、多くの可能性を秘めている。新潟の活性化につなげたい」と意気込む。

 米国発のeスポーツはゲームを娯楽ではなく、競技として捉える。国内でも2010年ごろから広がり始め、18年に日本eスポーツ連合(JESU)が設立された。地方支部も次々と整備されており、新潟県は38例目。これまで県内でもeスポーツのイベントや...

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