不法就労防止に関するチラシを配った東京入管と県警による啓発活動=11日、新潟駅南口
不法就労防止に関するチラシを配った東京入管と県警による啓発活動=11日、新潟駅南口

 外国人の不法就労を防ごうと、東京出入国在留管理局と県警は11日、新潟市中央区のJR新潟駅南口で、就労の可否が分かる在留カードの確認などを雇用主らに呼びかけるチラシを配る広報活動を行った。

 活動は、政府が6月を「外国人労働者問題啓発月間」としていることから、東京入管などが例年実施している。

 東京入管によると、2024年に確認された全国の不法就労者数は1万4453人で、県内は24人だった。全国的な傾向として、農業や建設現場での就労が多く、国別ではベトナムやタイ、インドネシアの出身者が目立つという。

 広報活動には20人が参加し、駅の利用者らに対し、不法就労の例や、在留カードを確認する際のポイントな...

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