
本番に向け角兵衛獅子の練習に励む子どもたち=新潟市南区西萱場
新潟市南区の伝統芸能で市の無形民俗文化財「角兵衛獅子の舞」が22日午後3時、月潟まつりで披露される。少子化や新型コロナウイルス禍の影響でメンバーが減少する中、中高生も進学などを機に引退したため、今年は月潟小4年の4人のみで演じる。「かっこよく技を決めたい」。4人は協力して大技にも挑む予定だ。
角兵衛獅子の舞は、獅子頭をかぶった子どもたちがおはやしに合わせて逆立ちや側転などを繰り出す曲芸。南区月潟地区で江戸時代から続くとされ、現在は指導者や子どもたちでつくる保存会が伝統を引き継ぐ。
近年は8人前後で演じてきたが、中高生4人が引退。通常は小学校入学の頃に角兵衛獅子を始める子どもが多いが、ウイルス...
残り366文字(全文:666文字)