
丁寧に新芽や葉を摘み取る児童ら=佐渡市立野
新茶のシーズンを迎えた佐渡市立野の茶畑で茶摘み体験が行われた。地元の両津吉井小学校(秋津)の3、4年生22人が参加し、農家から手ほどきを受けながら丁寧に新芽や葉を摘み取った。
地域の産業を知る総合学習の一環。JA佐渡によると、新茶のシーズンは全国的に八十八夜の5月初めとされているが、佐渡では農期や気候の関係で6月上旬ごろから一番茶の摘み取り作業をスタートする。
児童らは17日、立野の栽培農家の畑で体験。摘み方を教わった後、葉を傷つけないように丁寧に摘んだ。中には、あかねだすきやすげがさを身につけたり、茶摘みの歌を口ずさんだりする児童もいた。体験後は加工場を見学。蒸す、もむ、乾燥させるなどの工...
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