
再配達を減らすために南魚沼市が取り入れる置き配バッグ。市民モニターを募集している=南魚沼市役所
温室効果ガスの排出量削減に向けて南魚沼市は今夏、宅配便の再配達を減らしてトラックなどの二酸化炭素(CO2)排出量を抑制する「置き配バッグ」への取り組みを本格化する。第1弾の市民モニター500人を募集しており、無料でバッグを配布して利用状況などのアンケートを行う。日本郵便と連携した県内初の取り組みで、市民の環境保全に対する啓発につなげていく。
南魚沼市は4月、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」をした。雪冷熱を使った冷房装置の設置を促進したり、省エネ事業への補助金を支給したりするなどの施策を進める。
南魚沼市と日本郵便の包括協定の一環として実施する。配布するバッグは日本...
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