災害時に備える体験をするウオーキングイベントの参加者=28日、新潟市中央区
災害時に備える体験をするウオーキングイベントの参加者=28日、新潟市中央区

 港町・新潟の景観を歩いて楽しみながら防災意識を高めるイベント「健康・防災ウオークin新潟」が28日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップを発着点に開かれた。県内外から約1100人が参加。災害時を再現したプログラムを通じて、万が一に対応する知識と体力を身につけた。

 新潟県ウオーキング協会や新潟日報社などが主催。毎年開催している「にいがた湊まちウオーク」に防災の観点を取り入れ、6、10、20キロの各コースを設けた。

 参加者は信濃川沿いや古町エリアなどを巡った。チェックポイントの古町ルフル広場には防災体験のブースを設置。災害時の道路を再現したコーナーでは、参加者が細いチューブの上やがれきが散乱する...

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