
地元野菜の直売などでにぎわった「曽野木たんぼマルシェ」=29日、新潟市江南区曽野木1
田んぼと住宅が共存する地域を注目してもらおうと、新潟市江南区曽野木地区の有志らが29日、曽野木コミュニティセンターで「曽野木たんぼマルシェ」と称して初めてイベントを開催した。地元農家らが協力して出店を並べ、地区内を中心に多くの人が訪れていた。
曽野木地区の約30人でつくる「そのきもりあげ隊」が主催した。地域を盛り上げようと結成したが、新型ウイルス禍で活動が停滞。隊員の上村亮子さん(45)は「ようやく一つ開催できた」と喜ぶ。
会場には、地元農家の直売のほかカフェ店による即席喫茶など出店が15軒ほど。野菜を手頃な値段で並べた女性(67)は「スーパーへの出荷が主だけど、対面で直接売るのは楽しい。続...
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