柏崎市ひきこもり支援センターは、市内のひきこもりに関する実態調査をまとめた。30年以上ひきこもり状態にある人が目立ち、いったんひきこもりになると長期化する傾向が顕著になっている。センターは「家族だけで悩まず相談してほしい」と呼びかけている。
調査は2021年度に続き2回目で、今後のひきこもり支援に反映させるため昨年10月、民生委員らを対象に実施した。担当地域で把握するひきこもり状態の人について、アンケート形式で答えてもらい、197人が回答した。
市内のひきこもり該当者数は125人で、前回調査より5人増えた。センターは「外部と交流が少ないひきこもり状態の人は、民生委員でも把握しづらく、実際は...
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