長岡市と長岡商工会議所が市内事業所を対象に行った2025年1〜3月期の景況調査がまとまった。業況判断指数(DI)はマイナス27・0となり、前期(24年10〜12月期)と比べ8・6ポイント悪化した。悪化は2四半期連続。製造業が大幅に悪化し、全体を押し下げた。市産業支援課は「足元では物価高に加え、トランプ関税の影響も顕在化しつつある」としている。

 DIは、前年同期比で業況が「良い」と答えた事業所の割合から「悪い」とした割合を差し引いた値。20年4〜6月期(マイナス63・0)を底に、感染禍の落ち着きから21年4〜6月期にかけて回復した。その後は振れを伴いながらも緩やかな持ち直しの動きが続いたが、一...

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