不妊治療費の一部助成、新潟市が申請受け付け　4月1日以降の治療が対象「経済的負担の軽減図りたい」

　新潟市は、２０２５年度の新規事業である不妊治療費の一部助成について、１日から申請を受け付けている。４月１日以降の治療が助成対象で、市は「子どもを持ちたい夫婦の経済的負担の軽減を図りたい」としている。

　市は事業費として、２０２５年度の当初予算に５０６０万円を計上。不妊治療にかかる医療費や薬代など自己負担額の２分の１を助成する。助成額の上限は、保険診療で受けた一般不妊治療や生殖補助医療が４万円、保険診療と併用して実施した先進医療は３万円。申請は年度につき１人１回まで。

　申請日時点で夫婦（事実婚含む）であり、新潟市に住民登録があることが申請条件。申請書や医療機関が発行する受診証明書などの書類をそろ...