
施設で育てたバジルを使った米粉マフィンを紹介する「なごみ」社長の本間俊明さん=燕市水道町4の「なごみの水耕」
障害のある人たちが水耕栽培で葉物野菜を育てている燕市水道町4の障害者就労支援施設「なごみの水耕」が、県をまたいだ同種の施設と連携を深めている。互いの強みや利用者の特技を生かし、収入増とやりがいの向上を目指す取り組みで、関係者は「障害のある人の活躍の場を広げ、福祉の可能性を開いていきたい」と展望している。
なごみの水耕には、燕市内外の約40人が利用登録している。完全室内型の水耕栽培で、バジルやレタスなどを無農薬で育てている。...
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