
長岡まつり大花火大会の復興祈願花火フェニックスを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。20周年を迎えたフェニックス。その中でさりげなく登場している青いフェニックスを見たことはありますか。「幸せを運ぶ青い鳥」…。気付くと幸せになれるかも?(記事とグラフィックはデジタル報道センター・継田麗子)
フェニックス花火は、中越地震からの復興を願って2005年に始まりました。延長2キロに渡って上げられる大迫力の花火で、大会の目玉の一つです。数え切れないほどの尺玉と一緒に、不死鳥型の花火がきらめきます。

上の写真のように不死鳥型の花火は金色が基本ですが、その中でひっそりと青色の不死鳥が飛ぶのはご存じでしょうか。それが「ブルーフェニックス」です。
正直、何度も長岡花火を観覧してきた記者も、全く気付いたことがありません。長岡花火財団で聞いた時はドキドキしました。
「今年はいつ飛ぶんですか?」。前のめりで聞いたものの、財団の戸田幸正事務局長は「分かりません」とニヤリ。「私たちもいつ飛ぶか、何羽飛ぶか知らないんです。花火師さんの粋な演出なんです」と語るだけでした。
タイミングは花火師さんのみぞ知る…! 余計見たくなりました。
新潟日報の記事データベースを調べたところ、ヒットしたのは2件のみ。
2020年の長岡市の国営越後丘陵公園で開かれた「長岡花火ウインターファンタジー」の記事に登場。新型コロナウイルスの収束を願ったブルーフェニックスとして登場していました。
もう一つは19年の長岡花火特集の紙面。16年に舞ったブルーフェニックスの写真を紹介しています。
貴重な写真がこちら↓...
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