
発掘作業を体験する小千谷市の南小の児童ら=小千谷市上片貝
小千谷市上片貝の大明神遺跡で、小千谷市の南小学校の3〜6年生約60人が発掘作業を体験した。土器などのかけらを見つけ、「あった」と歓声を上げた。
大明神遺跡は三方を信濃川に囲まれた縄文中期の遺跡で、小千谷市が8月末まで発掘調査を進める。体験は市が企画し、南小が総合的な学習の一環で14日に行った。
市学芸員の白井雅明さんらが、大明神遺跡の環境が縄文時代の暮らしに適していたことを紹介。児童らは見晴らしが良く水が豊富で、狩りに使う石が多く採れる場所であることを学び、石皿、すり石などの破片を次々に発掘した。...
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