約250株の食虫植物が並ぶ企画展=21日、新潟市秋葉区
約250株の食虫植物が並ぶ企画展=21日、新潟市秋葉区
約250株の食虫植物が並ぶ企画展=21日、新潟市秋葉区

 虫を捕まえて栄養とする「食虫植物」を紹介する毎夏恒例の企画展が、新潟市秋葉区の県立植物園で開かれている。3連休最終日となった21日は、多くの家族連れが訪れ、不思議な生態に興味津々の様子だった。

 食虫植物は、湿地や岩場などに生育し、土から栄養分を吸収するのが難しいことから、虫などを栄養源にしている。

 会場には葉で虫を挟み込んで捕らえる「ハエトリソウ」や、虫を匂いで誘って袋状の葉の中に落とす「ウツボカズラ」など10種類約250株が展示されている。来場者は虫眼鏡で葉の表面を熱心に観察したり、写真を撮ったりして楽しんでいた。

 家族5人で訪れた新潟市西区の小学2年の児童(7)は「ハエトリソウがどうやっ...

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