登山道入り口寄りの巨樹(左)と、幹の太い部分がサイの頭のようにも見える奥側の巨樹(右)=胎内市下荒沢
登山道入り口寄りの巨樹(左)と、幹の太い部分がサイの頭のようにも見える奥側の巨樹(右)=胎内市下荒沢

 胎内市は、奥胎内エリアにある「ししのくらの森」に自生するブナの巨木2本の愛称を募集している。いずれも樹齢は推定で300年を超え、独特な形をした「異形樹」だ。市は愛称を付け、観光名所としていっそうPRしていく。

 「ししのくらの森」には、県道胎内二王子公園羽黒線沿いの風倉橋付近から入る。2本のブナは地元の登山愛好家が1998年に発見した。いずれも高さ約30メートル、幹回りは最大で10メートルほど。市が...

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