りふぇるむで栽培している八色ミニトマト=南魚沼市宮
りふぇるむで栽培している八色ミニトマト=南魚沼市宮

 ブランド米のコシヒカリのイメージが強い魚沼地域だが、昼夜の寒暖差を生かした夏野菜の産地でもある。栽培農家に自慢の野菜を紹介してもらい、お薦めの調理方法を聞いた。(6回続きの4)

 ビニールハウスの中には、緑のツタが列になって並び、赤く熟したミニトマトが鈴なりにぶら下がっている。JAみなみ魚沼は「八色ミニトマト」のブランド名で、販路や生産者の拡大を推し進めている。

 南魚沼市宮の農業法人りふぇるむは、複数のハウス計10アールで八色ミニトマトを栽培する。プランターで育てる作物に自動で液体肥料を与える「養液土耕栽培」で管理している。

 コメ作りで苗を育てているハウスを有効活用しようと、2019年にみなみ...

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